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撮影機材

2019年8月17日 (土)

続・タイムラプスの光害をカットしたい

「タイムラプスの光害をカットしたい」の続き。

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こーゆーモノを買ってみた。


 
48mm のラバーレンズフードと 48mm のワンタッチレンズキャップ。

 

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装着すると、こうなる。

 

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光害カットフィルターを装着するとこんな感じ。

 

Capture_00002_20190816162501 Capture_00003
広角端にして、Capture Area=1936x1096(最大)にすると、ラバーフードを延ばすとケラれるけど、縮めればケラれない。縮めた状態でも、フィルターは、フードより 5mm くらい奥まった位置にあるので、多少は迷光を防止できそう。

光害カットフィルターは、広角では明るさや効果にムラが生じると思うけど、どのくらい生じるのかも確認してみたい。

 

 

 

2019年8月16日 (金)

タイムラプスの光害をカットしたい

タイトル通りだけど、タイムラプスを光害カットフィルターを使ったら、どうなるか興味ある。ただ、暗くなって露出時間を延ばす必要があるだろうから、タイムラプスとの相性は良くない。31.7mm フィルターを使ってみたら、広角だとケラれてしまった。

 

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こんなモノを買ってみた。ステップアップリング 37->43mm, 43->48mm。2個組み合わせれば、48mm の光害カットフィルターが装着できる。


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Baoblaze 4-12mm 可変焦点 F1.6 Cマウントレンズ は、フィルターの装着なんか考慮してないので、サイズ合わない。そもそもレンズの先端にネジが切ってない。

 

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ステップアップリングにパーマセル貼って口径を狭くして

 

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レンズにぎゅうぎゅう押し込む。

 

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48mm の光害カットフィルターが装着できたので、ケラれてないか確認してみる。

 

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最大範囲(1936x1096)と、タイムラプスで良く使う (1920x1080) でチェックしてみると周辺減光はあるけど、ケラれてはいないようだ。

 

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撮影時に、ダークは撮影するので、フタは必須。ネットオークションで落札した2インチキャップの内側に、例の残ってる習字の下敷きを貼っておいた。

次の半月くらいに晴れたら、撮影テストしてみよう。

 

 

2019年8月14日 (水)

流星の撮影方法、コンポジット方法

ペルセウス座流星群のタイムラプスから流星が写ってるコマを抜き出してコンポジットしてみた。こうすると、放射点が分かりやすい写真ができる。

 

1. 撮影方法

 撮影はタイムラプスと同じ機材・アプリケーションで行った。カメラは ZWO ASI385MC, レンズは Baoblaze 4-12mm Cmount Zoom。このレンズは激安なのに、結構いい。タイムラプス推奨レンズ(個体差はあると思うけど)。今回は流星を広範囲に写したかったので、広角端(4mm)で撮影した。

 

 撮影は、SharpCap を用いて、 Gain=300, Exp=2sec, Frame Rate Limit=1 every 2 seconds とした。流星は高速なので、高感度にする必要があるので、露出を延ばすよりGainで調整するのが良いと思う。光害カットフィルターは用いていない。

 

 今回、タイムラプスとして地上の景色も入れたので、街灯のゴーストが出てしまった。フードを作りたいが、 4mm だと120度くらい写るので、どう作るか試行錯誤が必要と思う。

 

2. 流星が写ったコマを探す方法

 流星が写っているコマを探すのは、基本的にコマ送りで1コマずつ見るしかないと思う(楽な方法あったら教えてください)。2秒露出で約3時間撮影してるので、 3600 * 3 / 2 = 5400! この枚数を真面目に検査する気にはならないよね...

コマ送りで探すのに便利なアプリケーションは、  MPC-HC を利用した。日本語のダウンロードサイトはこちら

Mpchc1_20190813140801
起動すると、小さなウィンドウが開くので、ファイルメニューからファイルを開くを選んでファイル指定ダイアログで動画ファイルを指定する。

Mpchc2
動画は、 AVI や MP4 など、たいていのファイル形式は読みこめるっぽい。流石に、 SER ファイルは直接読み込めないようなので、 SerPlayer を使用して、 AVI などに変換すれば良い。

Mpchc3
この例では、 AVI ファイルを開いて一時停止している。画面左下で、再生・一時停止ができるが、一時停止・再開は、スペースキーにも対応している。

スペースキーを押せば、再生・一時停止を繰り返すことが出来るので、再生して流星が写っていたら、スペースキーで一時停止状態にする。

Mpchc4
画面左下の、◀◀、▶▶で再生速度を変更できるので、少し遅くして探すと神経病む度が緩和される。

動画を見ながら、流星が流れていたら、一時停止して、 Ctrlキーを押しつつ、 [←]キーを押せば1コマ戻る。押しっぱなしにすれば、どんどん戻る。逆に CtrL + [→] で1コマ進む。この機能を使って流星が写っているコマを探す。

Mpchc5
流星が写っているコマを見つけたら、右クリックでメニューを出して、全画面表示にして、 [PrintScreen]キーで画面をクリップボードにコピーした後、ペイントなどに張り付けて保存すれば良い。全画面表示からは Escキーで元に戻る。

 

3. 流星をコンポジットする方法

 流星が写ったコマをいくつかコンポジットすると輻射点が分かりやすい写真ができる。ただし、あまり広角にすると、うまくコンポジットできない場合があるので、比較的近い時間に飛んだ流星でコンポジットするのが良いと思う。

 赤道儀で追尾していれば、広角でもコンポジットしやすいと思う。

Photo_20190813150001
流星が写っていて、比較的近い時間帯(星の配置が近い)の写真をステライメージに取り込んで、基準点を2箇所指定して、コンポジットする。基準点は基準点指定ではつかない場合もあるので、1枚づつ確認して手動で指定する方が無難。

 

Photo_20190813150701 Photo_20190813150702 Photo_20190813150703
固定撮影の場合、経緯台と同じように視野が回転するので、短時間のコンポジットの方がいい結果になる。枚数を増やすと流星が薄くなってしまうので、2~3枚でコンポジットするのが良さそう。

 

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流星と関係ないけど、 4mm で撮影した動画から、10枚を Jpeg化してコンポジットして、トーン調整してみた。二重星団がクッキリした。2秒露出の10枚で、しかも市街地でも、そこそこ写っているので、暗いところで、30秒露出の64枚コンポジットとかしてみたら、面白そう。月が細くなって来たら、山で赤道儀にこのカメラとレンズのセットを積んで銀河を撮ってみようかな。 2,270円のレンズで色々遊べそう。

 


台風10号が接近してる。先日の8号は直撃を受けたけど、なんちゃって台風だったので、どーって事なかった。でも、10号はヤバそう。マジ台風な感じ。まだ結構離れてるのに強風なう(8/13 16:00)。植物たちは、そろそろ避難させなきゃ。

で、一番嫌なのが、阿蘇の火山灰。台風の影響で阿蘇の降灰が、こっち来てる...orz

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嫌だなぁ...

 
2019/08/11 夕刻の降灰の様子。灰色の雲になって、ウチよりやや北側に拡散してる。これが上空に来ると、洗濯物干せないし、車はザラザラになっちゃう...

 


※前の記事で書いたペルセ群のタイムラプス動画、EBU(欧州放送連合)から使用許可のコメント来てた。ヨーロッパのどこかで使って貰えるのかなぁ? チャンネル登録者42人だけどw

 

 

2019年8月13日 (火)

ペルセウス座流星群 タイムラプス 2019/08/13

8/13 0時から3時過ぎまで動画撮影してタイムラプスしてみた。ホントは、明るくなるまで連続撮影を指示したツモリだったけど、何か間違ってたようで、3:10くらいで終わってた... orz

流星はザクっと見た感じでは10個以上は映ってたけど、雲に結構邪魔されてた。ベランダからなので撮影範囲は狭い。ASI385MC に 4-12mmズームレンズの広角端。

近い時間帯に飛んだものをコンポジットしてみた。

Photo_20190813071101 Photo_20190813071102

 
この動画を見ながら流星のキャプチャ撮るの地味に面倒...

ASI385 Gain:300 Exp:2sec

 

撮影に使用した機材は、ASI385MC と 4-12mmズーム。このレンズ、広角端でも使える。激安なのに侮れない。

 
個体差はあると思うけど、このレンズはマジおすすめ。

コンポジット前の画像は、以下(作業面倒だったんで貼っときます)。

P009 P005 P007 P008 P002 P001 P012 P011

2019年8月 9日 (金)

ニュートン反射結露対策の仕上げ

ニュートン反射の結露対策は目論見通りに出来たけど、その仕上げ。

鏡筒から赤道儀の可動部分を通って、下の方に設置するバッテリに接続する訳だけど、可動部分にケーブルが引っ掛かって、ぶっちーんが怖い。先日実験した際もドキドキしながら動かしてた。特にヒーターへ接続するケーブルは細いので、引っ掛かったら、簡単に千切れそう。

Photo_20190809084901

で、こうした。

 

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鏡筒と接続するケーブル類は、チューブで1本に束ねて使ってたけど、そこに USB2.0 Hub を追加した。

 

 
USB2.0Hub たまたま手元に、コレがあったから使っただけ。激安だけど、ケーブルが短いので、USB2.0ケーブルを 1m くらい足してある。部屋に USB Hub が転がってなかったら、セルフパワーのものを買って配置しておけば、後々なにかに使えるかも知れない。ヒーター用途だとバスパワーで 1A くらい流れるので、USB2.0の規格に真面目に従ったものだと 0.5A しか流せないかも知れないので留意(充電に使えるヤツなら大丈夫)。

 
どのくらいの電流が流れてるか?モバイルバッテリーで何時間使えそうか確認したい時は、簡単なUSB電圧電流計を使うと便利。モバイルバッテリーとUSBケーブルの間に入れるだけ。

 

撮影用カメラの USB3.0 とガイド用カメラの USB2.0 ケーブルを束ねてるけど、 USB3.0 セルフパワー Hub を鏡筒まで持って行って、そこで分岐するって手もあると思う。

以前はオートガイドを m-gen でやってて、色々追加していったので、こんな感じになっちゃってる。

 

留意点として、 USB3.0 は規格としては長さが 3m 以内なので、USB3.0 Hub を 3m の長さで配置しちゃうと、そこから USB3.0 ケーブルを1m延ばしても動作が不安定になる可能性がある。セルフパワーの Hub を使うとか、リピータケーブルで延長するとか試行錯誤が必要になる可能性がある。

 

Photo_20190809082601
赤い部分を追加した。こうやってケーブル類は1本にまとめてしまえば、赤道儀のどこかに何かのケーブルが引っ掛かる事故を防止できる。

余談だけど、ケーブルは、撮影用:黒、ガイド用:白で途中で二股に分岐して、それぞれをチューブでまとめてある。その分岐部分にUSB2.0Hubを配置した。ここから、ガイドスコープ、斜鏡、接眼部(フィルター等の結露防止用)にヒーターのケーブルが接続される。

 

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まとまったケーブルはトグロ巻かせてマジックテープで束ねてしまえば、機材収納用アルミトランクも綺麗に整理できて、『やっぱ、血液型はA型よねぇ~』って女子にモテモテになるのは確定だッ。

 

 
赤道儀の電源ケーブルなどもマジックテープでまとめてしまうのがスパゲッティボール化を防止できる。その際、カラフルなマジックテープを使うと、ちょっとだけ御洒落度が増加する。

20cm ニュートンで撮影したい時の機材

清和高原天文台で知り合った Sさんから、『20cm ニュートンを使って撮影したい。赤道儀は何?』と質問受けた。

自分が使ってる機材以外を詳しい訳ではないので、最近どこかで見かけて、これスゴそうと思った 五藤の MX-HD を紹介したけど、搭載重量が 7.5kg だと20cmニュートン厳しくない?って指摘された。そうかも知れない...

 

そもそも、 20cm ニュートンって、どのくらい重いのよ?って事から調べた事がある訳ではないので、調べてみた。

なお、この記事は撒き餌で、こんな事書くと、あちこちから、ツッコミがいっぱい入りそうなネタなので、敢えて撒いてみたって感じ。

【大事なお約束】
この記事は、特定の商品を推奨するものでも誹謗中傷するものでもありません。通りすがりのおっさんが猥談してるのと同じレベルで半笑いで読むの推奨です。

 

で、まずは 20cm ニュートンの重量調べぇ~♪

20cmnewtonian
え、え、え、 C8N ってテラ激安ッ。どのくらい手を掛けると、それなりに写るようになるのかなぁ~?
R200SSの軽さがイイですね。BKP200 はカーボンのCFP200だと 6.6kg だけど、もう売ってない...

 

※GINJI-200FN 忘れてました。BKP200に近いけど、重量: 7.2kg 価格帯: 7万円...  BKP200って、なんで飛びぬけて重いの??

 

Photo_20190808165201
これまた AdvancedVX と EQ5-GOTO は激安ッ!
どこかで、AdvancedVX に13.6kg なんか積んでも撮影なんかできないって意見を見かけて、それはその通りだと思うけど、11kgくらいだと、無問題でガイド撮影できちゃうってのも事実(BKP200やGS200RC積んで300sec露出オートガイド&ディザリングとかやってる)。
問題は、お高い赤道儀は(たぶん)作りがちゃんとしてる(と思いたい)けど、激安赤道儀はちゃんとしてない(事が多いと思う)ので、(おそらく)調教が必要ってトコロ。調教も趣味のうちと思えない人には、オススメ出来ない。グリス拭いて、ギア詰めて、バックラッシュ調整したら、それなりに動くようになると思う(個体差はあると思うけど)。
激安赤道儀を買ったら、アレコレ初期不良が発生... ってのは、ありがちな展開なので、修理や交換してくれる、ちゃんとしたショップで買うのがいいとは(激しく)思う。ウチのAdvancexVXも初号機はすぐ電源が入らなくなって交換対応して貰ったし(電源コネクタがゆるゆるだった)。

 

つー訳で、ちょっと高いけど軽い鏡筒を選ぶも良し、重いけどデュアルスピード・フォーカサ付いてんぢゃんコレ!ってんで選ぶも良し...
色々とググって作例とかを参照されるのが良いのではないでしょうか...

 

赤道儀、激安は中華品質なので、搭載重量は、0.8倍くらいしておくのがいいかもね。そもそも、スペックぎりぎりで積むのはダメだと思う。重い葛籠には蛇や毒虫が入ってたって、昔話法廷で言ってた気がする。

 

 

書き始めた時から、参考にならない記事になりそうな予感がしてたけど、ものの見事に的中ですなぁ(笑)

※『こんな組み合わせでやって、幸せになりました』とか『これを選んでどん底を味わってます』的なリアルなコメントお待ちしてます。20cmニュートン、撮影縛りです。

2019年8月 8日 (木)

ニュートン反射結露対策を確認する

そろそろ月が太ってきちゃうので、8月前半の締めで、またも清和高原天文台行ってみた。

この新月期、3回目で毎度雲とか結露とかに悩まされていたので、三度目の正直... 

【目的】
1. 0時過ぎの比較的明るい3彗星 C/2018 W2 (Africano), 260P/McNaught, C/2018 N2 (ASASSN) をちょっと長めに露出して DSS でコンポジットして尻尾強調してみたいッ!

 

2. ニュートン反射の結露対策(斜鏡加温)の効果と消費電力を確認したいッ!

 

の2点。

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【機材のお品書き】

1. 主鏡筒 BKP200/F400 Newtonian。こいつの結露防止効果を確認したい。写真では分かり難いけど、斜鏡には発熱体を仕込んでUSB 5V給電でほんわか暖める作戦

2. ガイドスコープ(笠井トレーディングの60mmØのアレ)は巻きポカで暖める(これは効果確認済)

3. コマコレ(とかレデューサ)や光害カットフィルタの結露防止も巻きポカ(写真ではASI294MCPのさきっちょに巻いてある)

4. 写真には写ってないけど、念のため乾燥空気も使用

 

3
天リフに、「レデューサ、コマコレ」もヤバいと指摘されてた。ごもっとも。確かに以前、接眼部が結露しててうぎゃぎゃった事あった(接眼部だけ結露ではなくて、あちこち結露してたんだけど)。
なので、コマコレと光害カットフィルタの周囲を丸ごと加温してみた。ちなみに、ASI294MC Pro は、丸いペラペラのヒーターを購入してあるけど、張り付けてない。光害カットフィルターが外気に曝される部分なので、結露するとしたら、こっちかな?と。CMOSを冷却してるので、あの付近も結露しやすそうな気はしなくもないけど、冷却しつつ加温するのに抵抗があって...

 

【状況】

例によって多湿。

20190807_200602
湿度計は、80%近い値を示している。

 

20190807_212750 20190807_222531
鏡筒やパソコンはすぐに結露。鏡筒のフタを置いといたら、べっちゃべちゃになってた... orz

20190807_214836
雲に蹂躙されつつ、耐えがたきを耐えるの図

 

M17_1280_20190808095801  
M17(NGC6618), 2019/08/07.5446, 16*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, QBPF

 

 
【結果】
結露防止の『効果はバツグンだ』 。ゲームだったら、オーバーキルしたんぢゃね?くらいに結露しなかった。
ちなみに、上の写真は、みんな大好き(?) M17 なのだけど、かなり曇ってる状態で撮影した(ので、元画像は明るさはまちまちだし、ガイドはロストしまくってグダグダだったのを秘術を駆使して無かったことにした)。

いつも、LPS-V4 使ってるけど、久し振りに QBPF 使ったら、やたら明るく写って、サチっちまったぜぇ。ちょっと前に M16 を LPS-V4 で撮った時は、180sec.でもサチる気配無かったのに、 QBPF で M17 は 120sec.でもサチり気味。 M16 と M17 って、似たような感じだったと思うけど、違うんかな?(この手の星雲、時間調整でしか撮影しないので分かってない)。ASI294MCP ってサチった経験ないんだけど...

 

今回は、
1. ガイドスコープ
2. 斜鏡
3. 接眼部(光害カットフィルター、コマコレ付近)

の3箇所を加温した。測定しなかったけど、恐らく、0.9A 程度。20Ah(=20000mAh)のモバイルバッテリが3時間で 100% -> 85%程度まで下がっていた。もっと長時間測定したかったけど、諸般の事情で撤収した。ので、精度悪いけど、この構成で10時間くらいは余裕でいけそう。

 

【諸般の事情】

20190807_185641  
現地到着した時は、こんな感じで、雲は多いけど、なんとかなるかな?0時頃は快晴になりそうな GPV だし~って感じでやってたけど、23時前くらいに、一面どん曇で、何も見えなくなって、あまつさえ、白いモノがチラチラ見え始めて、「うお、吉無田降灰事件の再来かッ?」と思って慌てて撤収。どうも、降灰ではなくて霧雨だったっぽいけど、どっちにしても粘る状況ではなかった。

 

新しい天体趣味の人と遭遇。新聞社にお勤めとの事。最近の赤道儀は何がいいだろうか?的な質問を貰ったけど、お高い赤道儀事情には疎いのでむにゃむにゃ言って誤魔化す。

資金力があれば、五藤の MX-HD とか良さそうな気配(スペックとか知らないけど (^o^;

 

 

【結言】

彗星は全然写せませんでした...orz

2019年8月 5日 (月)

ニュートン反射結露対策する(斜鏡編)

最近、清和高原天文台で撮影してたら、毎回結露に悩まされてしまった。新月期、晴れてるのに結露で撤退してしまうと、残尿感がすっごい事になる。

機材と周囲の温度差(T)、周囲の湿度(H)、その環境に晒され続けている継続時間(D) とすると
結露しちゃう度 = T * H * D
であろう。


で、あれば、対策は
1. 温度差を無くす(若しくは周囲より高い温度にする)
2. 湿度を下げる
3. 短時間で切り上げる
になる(換気も有効な場合があるが、外気状態によっては悪化する事も考えられる)。

短時間で切り上げてしまうと、前述のように残尿感に悩むことになるので、加温もしくは除湿が有効だろう。

 

除湿は、以前、乾燥空気を主鏡付近から注入する対策を施してある。加温する方式は、ガイドスコープを暖めれば結露しないので効果は確認済。

ニュートン反射望遠鏡の場合、結露対策が面倒かつ結露しやすいのは斜鏡と思われる。経験上、結露しやすいのは、
ガイドスコープのレンズ > 斜鏡 > 主鏡
と思う。主鏡より先に斜鏡の対策を施すべきだったのだ(主鏡への乾燥空気供給は、主鏡の迷光対策、主鏡マスクのついでに加工したって事情がある)。

 


斜鏡の加温加工(BKP200)

 

1. 発熱体を加工する。

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USBで暖かくなる手袋の中には、コレが入ってる。ペラペラなシートの中にニクロム線的なものが入ってるっぽい。

 
この手のものの中には上の写真と似たようなモノが入っていると思われるので、それを引っぱり出して加工する。


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このままだとペラペラなので針金で補強する。針金で、斜鏡に押し付けて熱を伝えようって魂胆。

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斜鏡の反対側になる面には習字の下敷き(迷光対策で使ってたのが余ってた)を切って縫い付ける。外に熱が逃げにくい材質なら何でもいいと思う。


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周囲をパーマセルテープで固めた。

 

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電線の長さが足りないので細めの電線をハンダ付け。電線は60cm用意した。

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ハンダ付けした部分は、熱収縮チューブで保護しておく。

 
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動作確認。5V, 0.3A くらい流れるみたい。しばらくすると、ほんのり暖かくなる。

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手袋は発熱体が2個あるので、もう1つは巻きポカに入れて、ガイドスコープ用にする。

 
ガイドスコープの口径で手首用、足首用を選択すればいいと思うけど、60mmØは足首用でちょうど良かった。

 

2. 発熱体を設置する

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発熱体を斜鏡の後ろから押し付けて(発熱体が斜鏡からはみ出さないように注意)、結束バンドで固定した。結束バンドは200mmを使った。

 

 

3. 電線を取り回す

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斜鏡は、マスクを4mm幅で付けてあるので、電線はマスクにパーマセルで張り付けた。

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外に出した部分も結束バンドで固定しておく。

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鏡筒バンドを使って固定して、ガイドスコープ付近まで電線を延ばして完成。

 

これで、斜鏡とガイドスコープを暖める事で結露防止できると思う。主鏡も加熱する方法もあるけど、乾燥空気を加工済なので、それを利用することにして加熱方式は見送った(発熱体が手袋だと2個だからね)。


2個加熱して、0.6A 程度なので、ちょっと大きめのモバイルバッテリーを使えば(10000mAhで16時間)、一晩は大丈夫だろう。


これとは少し違う(Amazonで見つからなくなってた)けど、20000mAhで残量計付のバッテリで運用する予定。残量がどのくらい正確か怪しいけど残量の目安にはなるし、20000mAhだったら、一晩余裕で行けると思う。

2019年8月 2日 (金)

Amazon したモノ達

先月は、結構大きなイベントがあったので、いろんなモノをAmazonした。一部をご紹介。

 

今後、天体写真の撮影機会も増えるし、動画も撮影機会の増加が見込まれるので、とりあえず、ハードディスクを増設。4TBってちょっと前はビビる容量だったけど、普通の容量になっちゃった...

 
ロケハン動画だの風景のタイムラプスだのに使ってるアクションカメラ。お手軽だしタッチパネルで操作もしやすいけど、星空は写せません。

 
景色がグルっと一周するのは、コレを使ってます。まぁ、激安なので、いろいろアレですが、とりあえず回すくらいなら使えます。垂直方向で天の川を昇るように撮影させようと思ったけど、ASI385MCですら回せませんでした。水平方向しか回せません。

 
アクションカメラを頭に装着するモノ。両手使えるので、コレを使って赤道儀のセッティング動画とか撮ろうと思ったけど、どこが写ってるのか分からないっつ~結構な弱点が露呈。付けて歩き回ると結構画面揺れるので、動画処理で手ブレ補正必須(カメラ側の手ブレ補正機能は期待できない)。

 
ASI385MC に使うための Cマウントズームレンズ。これはアタリ。周辺部の星も星に写る!

 
Cマウントレンズに付けるための光害カットフィルターとして購入。テスト結果は良好。実践未投入(タイムラプスには4mmだとちょっと狭いので、低空が晴れてないと使い難いんですよ)。

 
動画にナレーション入れようと思って買ったけど、セミうるさ過ぎて実戦投入できてないマイク... 

 
みんな大好き Cマウント-CSマウントアダプタ。ASI385MCにCマウントを使う時は必須アイテム。いくつか持ってるけど、欲しい時に見つからないので、また買っちゃったっつ~。

 
デッキシューズ。服は近所のユニクロで調達したけど、靴はAmazonの方が激安なので...

 
ショルダーバック。通勤で使ってた鞄を持ち歩く気はしないので、カジュアル感をアピールするために購入。

 
リーマン卒業記念で丸刈りにしたったら、直射日光が刺さるのでバンダナ。これはガーゼで汗を吸うし通気性もいいのでオススメ。

 
バンダナ以外に帽子も買った。これを被ると低音で「自分は...」と言わなきゃならなくなる。

 
記念品でホームベーカリーを選択したけど、パン粉ってどうすんだよ?と思ったら、ちゃんとドライイーストもセットで売ってあった。

 
パンのお供。刑事コロンボも大好きなチリコンカン。

 
撮影地の地面が舗装(コンクリート)でない場合に土が着いちゃうのを防止したくて買った。

 
撮影時、鏡筒の結露がヒドい時があるので、コレで断熱してみる。くるっと回してバンドで固定する予定。

 
これは以前買ってたんだけど、20cm鏡筒に使えるバンド。これで上の断熱シートを止めようって魂胆。

2019年7月26日 (金)

タイムラプスの新しい試み

タイムラプスで新しい事をやってみようって企画。

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新しいレンズを買ってみた。実際には、にゃあさんとCマウントレンズがどうのこうのと言ってた 7/16 に発注してたのが中国から例の白いビニール袋で 7/25 に到着したって事。

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このレンズも安価だったけど、流石に 980円くらいのと違って、フロント・リアのキャップ付いてるし、嬉しいことに、C-CSマウント変換アダプタも付いてた。

 

 
Cマウントレンズ 1/2 4-12mm F1.6 ズームレンズ。まずは、このレンズでケラレなどが無いか確認してみる。タイムラプス用だと、4mm (広角端)で F1.6 無限遠になるハズなので、その設定で。

Capture_00001_1936x1096
ASI385MCのフルで 1936x1096。周辺部にケラレや目立つ周辺減光は無さそう。


Capture_00001_1440x720
タイムラプスを撮影する場合は 1440x720 に ROI する事が多い。フルでケラれてないので大丈夫。

 

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で、これが新しい試み。タイムラプスに光害カットフィルターを使ってみようって事。天体系で激安だけど割といいって評判を見かける SVBONY の 1.25インチフィルタをパーマセルテープで張り付けてみた(CMOSとレンズの間に装着出来ないかな?と色々やってみたけど無理)。

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フィルターの特性はこんな感じらしい。タイムラプス用なので、そこそこカットしてくれればいいかな?くらいの感じで。

 

Capture_00002_1936x1096 Capture_00002_1440x720
フィルターを付けた状態でもケラれたりはしていないようなので、これでタイムラプスしてみよう。

4mm
Cマウント 4-12mm F1.6 ズームだけど、星像が思ってたより遥かに良い。北極星付近を ASI385MC で Exp=10*3sec. Gain=350 Temp=30度くらい。SVBONY CLSフィルターは使った。コンポジットしてみたけど、周辺像を含めて像が良い。ダークは撮影時にSharpCapで引いてるけど、フラットは処理してない。

3504095
4mm で 1936x1096 (Full) で撮影した時の画角はこんな感じ。こぐま座の柄杓が横に2個縦に1個入るくらいの感じ。

 

ベランダからタイムラプスのテストしてみた。SVBONY のフィルターあり/なしで約20秒(リアルタイムで30分)。
下を通る車のライトがフィルターに影響を与えているようで、フィルターがある方がチラチラして見難い...
露出時間は3秒で ゲイン350。フィルターを外したら、真っ白になってしまったので、外した方はゲイン300まで落とした。

やっぱり、暗い場所でやってみないと効果の比較も難しいみたい... orz