
ASI533MC Pro のファーストライトと、ASI294MC Pro に 50mmレンズ付けてナノトラッカー運用するのをベランダより、もちょっとマシな場所でやってみるって2事案に対応するために、久しぶりに鞠智城行ってきた。
鞠智城は、あまり暗くないけど、あまり山ではないので、冷え方もヌルくてパトラッシュを招聘する事もなく、つつがなくテストできた。
で、ASI533のテストだけど、最初の写真がその結果を物語っている。大失敗。
何が大失敗って、ASI533 は約3000x3000画素なんだけど、なぜか 1930x1090。なんか見覚えなるなぁ...と思ってたら、これASI385の画素数。
え!?ASI533で撮影するツモリがASI385使ってたの?バッカじぇえ~! と、思ったそこのアナタ! チッチッチッ、そんな単純ミスではないのだよ、これ。
画素数はASI385だけど、これ撮影した時にはASI385は取り外してトランク内に収納済。で、写ってる対象もASI533で狙ってる場所。
どゆこと?
なんかね、ASI533をASI385とAPTが誤認して勝手にROIしたような感じになっちゃったっぽい。確かにパソコンの画面には横長に表示されてたけど、正方形の上下を切って表示してるんだろうなぁと思い込んでたら、そうぢゃなかったって事らしい。
事情が面倒なんだけど

こんな感じで、AVXに15cmF4積んでASI533付けて、その横にナノトラッカー置いたんだけど、極軸合わせ用にASI385がナノトラッカーに直結してある状態だったんだよね。
で、北極星が見えるくらいになったので、SharpCapでASI385使って北極星を中心に調整。

こんな感じで極軸合ったので、SharpCap終了。
で、その後、フラット撮るので、APT上げたら、ASI385が自動接続されちゃったので、DisconnectしてASI Camera の#2を選択。ASI533と表示されて冷却も出来たのでOkと思ってたら、この時、どうも、ASI385の画素数のままになってたらしい(推測)。
同時にたくさんのカメラ使っちゃイカンって戒めだったのかも知れない...
ASI533だけど ROIされちゃってるので、ダークが合わないっつ~惨事... なので最初の写真は赤ブチが点在しちゃってる (-_-;
彗星をいくつか撮ったけど、こんな事になっちゃったので、画像処理する気が失せてしまった... (-_-;

ナノトラッカーの方だけど、ASI294に50mmレンズ付けて、32*90sec.でいくつか試写。これはカシオペア座付近。星が多すぎて二重星団が目立たないっつ~。
こんな広い空を(タイムラプス以外で)撮った記憶がないので新鮮。周辺像はアレだけど、まぁ、ヨシとしよう。

はくちょう座付近。左側は低空の光害でカブってたけど、無理やり誤魔化した(誤魔化しきれず)。

ペルセウス座付近。主砲で彗星撮りながら放置プレイでいいので、色々と撮ってみよう。15cmF4くらいだと、この手の星雲、はみ出しちゃうから、ほとんど撮った事ないんだよね。

と、鞠智城から車で15分くらい山へ入った隈部氏館跡ってところへロケハンしてきた。

近くに民家だか倉庫だかが1つあったけど、それ以外な何もないし、横の道、車が通る事はほとんど無さそうなので、かなり暗いと思う。
きれいなトレイあり。自販機なし。
北と東が特に暗そうなんだけど、そっち側は山なので、20度くらいから上しか見えない。タイムラプス向きだけど、低空は撮れない。西も暗そう。南は熊本市があるから吉無田の西ほどではないにしても、かなり明るいはず。
結構な山へ登っているので寒そう。と、夜は動物のホームでニンゲンはアウェイ感を味わう事になりそうな気がする。
<追記;ってか、別の記事に追記しちゃってたので移動>
気になったので、確認してみた。

APTでキャプチャ中は、正方形に見えるのが正しい。なので、画面にフィットさせて上下をクロップするなんて変な事は起きない。
→正方形でなかったら、勝手にROIされちゃってると思われる。

SI8で fitsを取り込んでみたけど、当たり前に正方形。
ってか、風景を試写した時に正方形だったよね... 山だと正常な判断が出来なくなるんだなぁ...と痛感。
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