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ASI294MC Pro

2019年8月 8日 (木)

ニュートン反射結露対策を確認する

そろそろ月が太ってきちゃうので、8月前半の締めで、またも清和高原天文台行ってみた。

この新月期、3回目で毎度雲とか結露とかに悩まされていたので、三度目の正直... 

【目的】
1. 0時過ぎの比較的明るい3彗星 C/2018 W2 (Africano), 260P/McNaught, C/2018 N2 (ASASSN) をちょっと長めに露出して DSS でコンポジットして尻尾強調してみたいッ!

 

2. ニュートン反射の結露対策(斜鏡加温)の効果と消費電力を確認したいッ!

 

の2点。

Photo_20190808065401

【機材のお品書き】

1. 主鏡筒 BKP200/F400 Newtonian。こいつの結露防止効果を確認したい。写真では分かり難いけど、斜鏡には発熱体を仕込んでUSB 5V給電でほんわか暖める作戦

2. ガイドスコープ(笠井トレーディングの60mmØのアレ)は巻きポカで暖める(これは効果確認済)

3. コマコレ(とかレデューサ)や光害カットフィルタの結露防止も巻きポカ(写真ではASI294MCPのさきっちょに巻いてある)

4. 写真には写ってないけど、念のため乾燥空気も使用

 

3
天リフに、「レデューサ、コマコレ」もヤバいと指摘されてた。ごもっとも。確かに以前、接眼部が結露しててうぎゃぎゃった事あった(接眼部だけ結露ではなくて、あちこち結露してたんだけど)。
なので、コマコレと光害カットフィルタの周囲を丸ごと加温してみた。ちなみに、ASI294MC Pro は、丸いペラペラのヒーターを購入してあるけど、張り付けてない。光害カットフィルターが外気に曝される部分なので、結露するとしたら、こっちかな?と。CMOSを冷却してるので、あの付近も結露しやすそうな気はしなくもないけど、冷却しつつ加温するのに抵抗があって...

 

【状況】

例によって多湿。

20190807_200602
湿度計は、80%近い値を示している。

 

20190807_212750 20190807_222531
鏡筒やパソコンはすぐに結露。鏡筒のフタを置いといたら、べっちゃべちゃになってた... orz

20190807_214836
雲に蹂躙されつつ、耐えがたきを耐えるの図

 

M17_1280_20190808095801  
M17(NGC6618), 2019/08/07.5446, 16*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, QBPF

 

 
【結果】
結露防止の『効果はバツグンだ』 。ゲームだったら、オーバーキルしたんぢゃね?くらいに結露しなかった。
ちなみに、上の写真は、みんな大好き(?) M17 なのだけど、かなり曇ってる状態で撮影した(ので、元画像は明るさはまちまちだし、ガイドはロストしまくってグダグダだったのを秘術を駆使して無かったことにした)。

いつも、LPS-V4 使ってるけど、久し振りに QBPF 使ったら、やたら明るく写って、サチっちまったぜぇ。ちょっと前に M16 を LPS-V4 で撮った時は、180sec.でもサチる気配無かったのに、 QBPF で M17 は 120sec.でもサチり気味。 M16 と M17 って、似たような感じだったと思うけど、違うんかな?(この手の星雲、時間調整でしか撮影しないので分かってない)。ASI294MCP ってサチった経験ないんだけど...

 

今回は、
1. ガイドスコープ
2. 斜鏡
3. 接眼部(光害カットフィルター、コマコレ付近)

の3箇所を加温した。測定しなかったけど、恐らく、0.9A 程度。20Ah(=20000mAh)のモバイルバッテリが3時間で 100% -> 85%程度まで下がっていた。もっと長時間測定したかったけど、諸般の事情で撤収した。ので、精度悪いけど、この構成で10時間くらいは余裕でいけそう。

 

【諸般の事情】

20190807_185641  
現地到着した時は、こんな感じで、雲は多いけど、なんとかなるかな?0時頃は快晴になりそうな GPV だし~って感じでやってたけど、23時前くらいに、一面どん曇で、何も見えなくなって、あまつさえ、白いモノがチラチラ見え始めて、「うお、吉無田降灰事件の再来かッ?」と思って慌てて撤収。どうも、降灰ではなくて霧雨だったっぽいけど、どっちにしても粘る状況ではなかった。

 

新しい天体趣味の人と遭遇。新聞社にお勤めとの事。最近の赤道儀は何がいいだろうか?的な質問を貰ったけど、お高い赤道儀事情には疎いのでむにゃむにゃ言って誤魔化す。

資金力があれば、五藤の MX-HD とか良さそうな気配(スペックとか知らないけど (^o^;

 

 

【結言】

彗星は全然写せませんでした...orz

2019年8月 4日 (日)

2019/08/02-03 清和高原天文台で撮ったモノたち(彗星編)

あまり寝てない状態で記事書いてたら、清和高原と吉無田高原を間違えてたよ...(コピペして修正し忘れ;今は修正しました。昨夜は清和高原が正解です... orz)

C2019j1_20190802
レモン彗星
C/2019 J1 (Lemmon) , 2019/08/02.5812, 7*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=18.8(SI7)

この彗星は南の低空で、しかも、暗い。機材の限界に挑戦的な彗星。

C2019j1_20190802_dss
自信が無かったので、DSSと比較。DSSにない像があるので、C/2019 J1 (Lemmon) だろうと思う。

 

C2019d1_20190802
フルーエリング彗星 
C/2019 D1 (Flewelling) , 2019/08/02.6012, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.8(SI7)

 

C2019k7_20190802
スミス彗星
C/2019 K7 (Smith) , 2019/08/02.6329, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=17.5(SI7)

 

C2019k4_20190802
イェ彗星
C/2019 K4 (Ye) , 2019/08/02.6488, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=17.5(SI7)

 

260p_20190802
マクノート彗星
260P/McNaught, 2019/08/02.6694, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=14.2(SI7)

これは、彗星らしい。下の変なモノは、NGC520(衝突銀河)。現地で、「何だこりゃ?」と騒いでたけど、調べたら、以前撮影してた

260p_platesolve

Ngc520crop
恒星基準コンポジットすると、こんな感じ(1/2 Crop)。やっぱ変な形ですね。NGC520。

 

C2018n2_20190802
アサシン彗星
C/2018 N2 (ASASSN) , 2019/08/02.6896, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=13.9(SI7)

これまた彗星らしい彗星。色も出てるし。

 

C2018y1_20190802
岩本彗星
C/2018 Y1 (Iwamoto) , 2019/08/02.7105, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=17.6(SI7)

 
この動画で赤道儀があっちこっち忙しく動いてたのは、この彗星達を撮影してたんです。

 


R0011126
阿蘇の噴煙が北側に流れてる。こりゃ、産山方面は当分ダメだね...

 

2019年8月 3日 (土)

2019/08/02-03 清和高原天文台で撮ったモノたち(とりあえず編)

02:30 頃まで清和高原天文台で撮影してた。晴れてたけど、結露でべちゃべちゃになってしまったので止む無く撤収。それでも、先月末撮影出来なかった0時過ぎの彗星達をいくつか撮影できたので、化けて出なくて済みそう。
02:30 から撤収して、多分、2時間くらいで帰宅したと思うけど(覚えてない)、そのまま気絶してて気がついたら、8時くらいだった。まぁ、3時間くらいは寝てると思うので、ちょっとだけ処理してから昼寝しよう。

 

本来の目的は例によって「何が写ってるか分からないモノ(彗星)」なんだけど、けむけむ、狡猾なので保険は掛けてる。曇っててもなんとか撮影できるであろう「何が写ってるか分かるモノ」を晴れ間が広がりだした 23時くらいまで撮影してたんだよね。
その雲が広がって、トホホ状態の時から、天頂向けてタイムラプスも撮影してたので、その動画と合わせて、とりあえずブログネタにしちゃう。

Ngc6882__20190803082101
網状星雲(NGC6992)を ASI294MC Pro (Gain=390, Temp=0) で、 13*180sec 撮影してコンポジット(フラット使用せず)。13枚って半端な枚数なのは、晴れてきたから撮影中断して彗星を撮影始めちゃったから (^o^;

Ngc6882__20190803082301
フラットを使用したもの

Ngc6882_
フラット有無の比較。いじり回すと比較しにくいと思ったので、レベル調整しただけ。レベル調整しないと星雲が見えなかったので...
ぶっちゃけ、かな~り曇ってても、このくらいは写せる。雲を通しても2~3等星が見えてるのならば、ベランダで撮影してるのと同じくらいには写せる。で、フラット使った方がコントラストが向上してると思うけど、どうかな?

Ngc6992_
サムネを並べてみた。写ってる星の数が全然違うと思うけど、雲の濃淡の差。

 

Ngc6992
フラットを使った方を炙ったら、こんな感じ。雲があったから、輝星の周囲はボヤーとしてるけど、星雲は、それなりに炙り出せる。せっかく山に行ったのに手ぶらで帰ると悲しいので、このくらいの保険は掛けちゃうんですよ、貧乏性なので。


清和高原天文台、芝生があって、その中にコンクリートの足場がいくつかある。そこが撮影のベストポジションではあるのだけど、風が強いとブレブレになっちゃって無理。夜、どのくらい風が吹くかを、おっさん3人で突っ立って、いい加減な意見を言い合ってたら、温厚そうなおとうさんが子供に星を見せようって感じでいらっしゃった。

まだ陽が高かったので、「あっちっちになりますよ...」的な事を言いつつ、不良おやじ共は隅っこの駐車場でゴロゴロ。

20190802_192151
設営中の不良達。

しばらくして、親子の様子を見にいったら、おやや?なんか見慣れた重そうな三脚が登場してる。「AVXですかぁ」的な事を言って(Advanced VX の事ね)雑談してたら、『けむけむさんですか?』とバレちゃったよ... オカシイな... バンダナでマルガリータは隠してたハズなんだけど (^o^;

聞けば、ブログのAVXの記事とかを読まれているとの事だったので、吉無田あたりで再会しましょうと、不良おやじ集団にお誘いしちゃう(翌日仕事あるのに山で撮影してるとか、どう考えても不良だよね。私は違うけどさ。ニヤリ)。

20190802_193134
夕焼けが綺麗でした(天体写真やってるやつの写真って信用できないよね w)。


 
20~23時くらいは、雲が優勢で、リベンジできないかなぁ~と危惧しつつ、タイムラプスしてた。ASI385MC で10秒(Gain=400)。
左側は北。右が南(西が熊本市の光害でサチるので、東西方向をカットする画角にした)。南側でチラチラ見えてるのは、けむけむの頭。その付近を白く背後霊のように漂ってるのは、えりありさん(か、その生霊)。

 

BKP200 に途中から乾燥空気用のチューブが生えてると思うけど、例によって結露が酷くてべちゃべちゃになったから。ガイドスコープは結露してたので、暖めたら、以降結露なし。乾燥空気は主鏡は守るけど、斜鏡をどうやって守るか悩み中。暖めるのがいいかなぁ...

ガイドスコープの結露防止で、レンズの結露用のものを用いてもいいんだけど、結構お高いので、けむけむは、巻きポカにUSBハンドウォーマーを入れて使ってる。モバイルバッテリで給電すればいいし、実用上無問題(ほんのり暖かくなるだけで結露しなくなる)。

 
もっと激安の↓みたいなのも、保温としては温度低すぎるけど、結露防止には使える。

 
この手のものをどうにかして斜鏡結露防止に使えないかな...

 


 

流石に夏休み期間は、天文台大人気で、大勢来客。宿泊も満室っぽくて、台長さん達、大忙し。天文台に行ってるのに観測会には参加しない不良達は、お客さんの車のライトに悩まされちゃうので、やっぱ空いてる時期に来なきゃね。
と、タダで場所借りてるのは申し訳ないので、「友の会」とかにして会費を払って場所借りるようなシステムを検討してくださいってお願いはしてあるけど、どうなるかな?

2019年7月31日 (水)

BARNARD'S GALAXY

Ngc6822
バーナードの銀河
NGC6822, 2019/07/30.5694, 16*300s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping

 

「これは何ですか?」ってタイトルの記事にしようかと思ったくらい、謎な雰囲気の天体。
バーナードの銀河とも呼ばれる NGC6822。ウチの銀河(天の川銀河)も所属する局部銀河群の構成員。アンドロメダ銀河(M31, NGC224)より天の川銀河に近いらしい。局部銀河群で目立つのはアンドロメダ銀河、さんかく座銀河(M33)と天の川銀河。なので、こいつは準構成員的な感じ(反社会的組織みたいだけど)。

分かり難いけど、ちょこちょこと赤いモノもあるみたい(画像をクリック後、拡大すると多少分かりやすくなる。星雲の下の方にあるドーナツ状の部分とか)。原寸画像はこちら

 

清和高原天文台で撮影してきたけど、空の状態は悪かった(↓動画参照)。加えて、星見えてるのにガイド星ロストするので、どした?と思って確認したら、ガイドスコープのレンズがびちゃびちゃ、すっごい結露。なんとか乾燥空気を送って主鏡は守ったけど、0時くらいに雲が優勢になったので諦めて撤収。

少し前に高速道路(九州中央自動車道)が山都中島西まで開通してたので使ってみた。距離は短いけど、270円だし、少し楽になるので、アリだなと思う(片側1車線のなんちゃって高速だけど)。

で、清和高原天文台の風景星空の動画は↓。

 

Photo_20190731043601
天文台に行く手前(清和文楽の近く)のスーパーで人生最安値のうな重をゲットした。


ローカルな意見コーナー(パフパフッ♪)

・山の天気は変わりやすすぎ。特に夏はヤバいんぢゃね?

・つー訳で、またも0時以降は曇られて、あれやこれや撮影したい彗星達はオアズケ状態

・清和から下山して山都中島西ICに向かう途中で、ちょっとヤボ用で道路がちょっと広がってるところに停車して「ミミズもカエルもごめん」とか言ってたら、そこは、すっげぇ暗くて快晴(覚えてないけど、445号線沿い。小川と田んぼがあった)だったので、IC行かずに吉無田へ転進したら山はやっぱり曇でした...orz

・0時過ぎの彗星をリベンジしたいけど、次の有望な日は8/2夜かな...

・清和高原天文台には、若者カップルが居て「初めて星の写真を撮りに来た」とか言ってました。男の子は西熊本駅の方に住んでるらしい。女の子は天文台の説明を聞いた事があるそうな

・23時頃、赤ちゃん連れた多分主婦二人組が来て、「流れ星は見えますか?」と聞かれたので、「寝そべって上を見とくのが吉」と回答。昨夜はあまり飛ばなかったけど...

2019年7月30日 (火)

2019/07/28-29 吉無田高原で撮ったモノたち

タイムラプスに火球写っててラッキー!だった夜、タイムラプスだけやってた訳ではなくて、モチロン主目的は彗星。
タイムラプスは機材置いたら、1~2時間くらいは放置プレーで暇なので、その間は常用してる 20cm ニュートンで何が写ってるのか分からない天体写真や何が写ってるのか分かりやすい天体写真を撮影してたりする。
放置プレーで暇だから... とは言うものの、タイムラプスでない撮影だって1対象1~2時間くらいは普通に露出する訳で、まぁ、暇な趣味ですよね...(と言いつつ、色々トラブルので結構ガチャガチャと忙しくしてる訳だけど)。

 

では、何が写ってるのか分からないモノです。

C2019j2
パロマー彗星
C/2019 J2 (Palomar) , 2019/07/28.5013, 7*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, not find

いきなりで申し訳ないけど、彗星、写ってません (^o^;
吉田さんの「今週の明るい彗星」に「7月に入ってからは拡散している。核が崩壊している可能性がある」と記載されてるし、予想光度は 16等級。挙句移動量が結構大きいので長時間露出も厳しいっつ~ドSな彗星で、予想通り写ってませんでした...

 

68p
クレモラ彗星
68P/Klemola, 2019/07/28.5311, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, Mag=15.1(SI7)

C2017k2
パンスターズ彗星
C/2017 K2 (PanSTARRS), 2019/07/28.5548, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, Mag=17.0(SI7)

ステラナビゲータの位置と少しズレていたので、DSS で確認してみた。

 

C2017k2_dss2  
DSS(右側)〇印の位置には何も写っていないので、おそらく、C/2017 K2 だろうと思う。

 

C2019d1
フルーエリング彗星
C/2019 D1 (Flewelling), 2019/07/28.6190, 6*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC ro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, Mag=17.7(SI7)

 

C2019k7
スミス彗星
C/2019 K7 (Smith), 2019/07/28.6408, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, Mag=16.1(SI7)
小さくて暗いけど、尾があるみたい。

 

C2018w2
アフリカーノ彗星
C/2018 W2 (Africano), 2019/07/28.6616, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, Mag=14.3(SI7)
やっと、彗星らしい彗星登場...

 

29p
シュヴァスマン-ヴァハマン第1彗星
29P/Schwassmann-Wachmann 1, 2019/07/28.6823, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, Mag=15.3(SI7)
右側に小さなHⅡ領域があるみたい。


分かりやすいモノも撮ったのだけど

M16rgb1
こんな風に処理しても面白くない。もうお腹いっぱいって感じ。

M16rgb2
少し面白くなったけど、思うように出来なくて悶々としちゃうっつ~

M16rgb3crop
グニグニしてて面白いんだけど、800mmで 48分露出では、う~ん... なのかな...

なんか、デジャヴを感じると思ったら、去年の春、M16で苦行してたんだ... あの時に比べたら、マシになったのでヨシとしよう。

Images
ここまでディテールが出たらいいのになぁw

2019年6月25日 (火)

レモン彗星_20190624

C/2018 R3(Lemmon) が低空ギリで撮影できそうだったので、急遽、金峰山。天頂付近まで南から雲が押し寄せてくるけど、北側は大丈夫と踏んでたら、薄明頃は北側まで雲雲雲...

脂汗流しつつ祈ってたら、日頃の行いが良いので、21時頃晴れてきて、辛うじて撮影できました。

C2018r3_20190624
C/2018 R3 (Lemmon), 2019/06/24.5183, 8*60s, 20cm F4 Newtonian , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=13.9(SI7)

C2018r3
撮影時の彗星の位置。高度は 11度。低空は光害もあるし、雲もあるし、ギリギリでした...

20190624_193116
夕方(と言っても19時頃)、現着して設営。夕陽が綺麗でした。

20190624_205722
快晴だったのに撮影しようとしたら、雲が押し寄せてきて、ガイドどころぢゃない... 狙ってる彗星が低空だったので、ガイドせずに、30~60秒の露出で撮影を続けてたら20分くらいして雲が切れてきたのでガイドして撮影。
こりゃダメかな?と諦めてたので、結構、奇跡の1枚系...

C2017m4_20190624
C/2017 M4 (ATLAS), 2019/06/24.5462, 8*120s, 20cm F4 Newtonian , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.3(SI7)

123p_20190624
123P/West-Hartley, 2019/06/24.5305, 8*120s, 20cm F4 Newtonian , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.9(SI7)

C2017k2_20190624
C/2017 K2 (PanSTARRS), 2019/06/24.5661, 8*180s, 20cm F4 Newtonian , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.3(SI7)
Dss_search_c2017k2
ステラナビゲータの位置と、少し違ったので DSS で確認したけど、彗星状だから、多分、これだろう...

 

この後、パロマー彗星(C/2019 J2 (Palomar))も撮影したけど、ひどいピンボケだったので処理断念...(↑の C/2017 K2 もピンボケだけどね (-_-;

2019年5月25日 (土)

アトラス彗星_20190524

最近晴天が続いてるので、夜中に半月が昇るまで、久し振りに部活。今回は風向きが良いので吉無田高原でリベンジ。

20190524_190512
最近、晴天が続いてるので低空は濁っててモヤモヤ。日没の太陽が山の前にモヤモヤで消えちゃう。
いつもの駐車場ではなくて(金属の柵で入れなくなってたので、イリュージョンするのは止めて)、横の空き地に設営。自販機の灯りが届かないし、こっちの方が開けてるので良いかも)。

20190524_193513
日没くらいに設営完了。


20190524_192003
BKP200(20cm F4 ニュートン)を ASI294MCPで撮影。ガイドは、ASI120MMを使ってオフアキ。

20時くらいに北極星付近が見えてきて極軸合わせてたら、らっぱさん到着。続いて、えりありさんも到着。

60p_20190524
60P/Tsuchinshan 2, 2019/05/24.5121, 8*300s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=300, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=18.3(SI7)

らっぱさんと「明るい彗星居ない」と、ボヤきながら撮影開始。紫金山彗星を撮影してたからではないと思うけど、FMで中国語がガンガン聞こえる。きっと強い eスポが出てたんだと思う。光化学スモッグも出てたらしいし。

C2017m4_20190524
C/2017 M4 (ATLAS), 2019/05/24.5490, 8*300s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=300, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=15.0(SI7)

このアトラス彗星が13等級くらいの予想で、もっとも明るい級。低空の空気濁ってて大丈夫かな?と思ったけど、明るかったのでなんとか...

68p_20190524
68P/Klemola, 2019/05/24.5891, 8*300s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=300, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=17.1(SI7)


C2019f1_20190524
C/2019 F1 (ATLAS-Africano), 2019/05/24.6149, 3*300s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=300, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=?

アトラス・アフリカーノ彗星は、2021年に13等級になる予想だけど、まだ17等級くらい。厳しいなぁ~と思いつつ無理矢理撮影してたら、ガイド失敗して3枚しか使えずトホホ。写ってるのか写ってないのか... ノイズっぽいけど、微かにあるようなないような... 心眼級 (^o^;

C2019f1_20190524_
DSS画像と比較してみた(http://stdatu.stsci.edu/cgi-bin/dss_form ) 画像をクリックして拡大しないと何だか分かりません
コンポジット枚数が少ないのでノイズと区別できないけど、これが彗星だったら、18.5等級くらいかな... 


東から半月が昇ってきたので試合終了。それまで見えてた天の川が月が出ると、途端に見えなくなる。

撮影中、暴走族のバイクが7~8台往復。ぶんぶんぶぶぶんとウルサイなぁ~とキツネやタヌキが迷惑してたと思う。つか、あれ何したいんだろう。騒音撒きながら走りたいけど、「街中だと迷惑だから山でやろうぜッ」って中途半端に善良な暴走族なのか、キツネやタヌキが暴走族に化けて活動してるのか...


画像処理してたら、ダークがうまく引けない。アンプグロー見えちゃう... んんん?何が起きてる?と思ったら、ASI294MCを Gain=300で撮影してた。ダークはGain=390で作ってるので合わなかったって事らしい。

惑星状星雲祭りとか訳のわからない事を言いながら、ASI385MCをGain=300でAPT使って撮影したまま変更忘れてた... トホホ。しょうがないので朝からダーク撮り直し(昨夜はガイド失敗してたので慌ててフラット撮影忘れてたし...トホホホホ)

2019年5月12日 (日)

オフアキを調整する

Flat_1
ベランダで銀河祭りしたら、一部暗い部分があって、オフアキが悪さしてたようなので、調整したけど、もう少し影響残ってたので、再調整した。

Photo_10
左:調整前 右:調整後。オフアキの棒(?)を写真の下方向で動かした。あんまり引いてしまうと、今度はオフアキ側の見える範囲が狭くなるので、遠くのマンションを盗撮(実際には撮影してる訳ではないのだけど)して両方のピントを調整。主カメラのピントを合わせて、オフアキのカメラ位置を調整する。写真だと下側の左に出てる長いネジを緩めて動かして調整するので、結構面倒くさい。

Photo_11
なんでマンションがいいかと言えば面積が広いから。アンテナとか使うとオフアキ側が空振り(空を見てる)する事が多い。どこを見ても同じピントが得られて、面積のある被写体となるとマンションが好適。

Asi294
撮影時の状況を再現してフラットを撮影。フラット光源は、例のLEDトレース台。主カメラの等光度をステライメージで処理すると、こんな感じでオフアキの影響は無くなった。

Asi120
オフアキのカメラ側はこんな感じなので、一部しか見えてないって状態では無さそう(実際にマンションも綺麗に見えてた)。

 
フラット撮影に使ってるLEDトレース台は、これ。20cmに使っても大丈夫。USB 5V電源で動作するので、普通のモバイルバッテリ(スマホの充電用)で使える。光は結構強いので、トレーシングペーパー等で減光してあるけど、ASI294MC Pro を Gain=390 で使うと、およそ 0.01秒の露出で適切なフラットになる(ADU:20000)。

R0010959
フラットの露出時間は APT の CCD Flat Aide を利用している。

2019年5月11日 (土)

銀河祭り ベランダ開催

金曜夜、晴れそうな星空指数&GPVだった。けど、帰宅して様子を伺うと、21時頃全然ダメ。今夜は諦めたとかLINEしつつビール飲む。そしたら、22時過ぎに雲が取れてくるっつ~、アハハな展開。
こーゆー時は、もちろんベランダ開催だッ!

M99_1280
吉無田で阿蘇の降灰で諦めた M99。う~ん... やっぱ、ベランダっぽいよねぇ~

Ngc5921_1280
NGC5921。これはカッコいい棒渦巻。ちっちゃいけど。

Ngc6384_1280
NGC6384。これも男前(?)な銀河だ~。ちっちゃいけど。

どれもちっちゃいので、1/4 Cropしてみた。

M99crop
M99

Ngc5921crop
NGC5921

Ngc6384crop
NGC6384

M100crop
M100(友情出演)。ベランダだとコントラスト悪くて秘術が駆使できないので赤プチ出ない...

Photo_7
今年はザボってたので、全然ダメだった銀河祭り。

画像処理してたら、画面左上が薄暗くて気になった。
Flat
なんじゃこりゃー。GS200RCの主鏡洗ったら、どうにかなっちゃった?!

んな訳ない。犯人に心当たりある。

R0010951
犯人はヤス...違った。犯人はオフアキ。シムリング挟んでギコギコ。

R0010954
これで様子見。プリズム押し込み過ぎっぽいので、ちょっと引き出した方が良さそうな気がするけど、ガイド側のピントずれるので、寝たあとで機材組んで調整しよう。

お品書き
2019/05/10 23:04-04:01
赤道儀:AdvanceVX, 望遠鏡:GS200RC(20cm F8 リッチークレチアン) + 0.75 レデューサ・フラットナ, カメラ:ZWO ASI294MC Pro(Gain=390, Temp=0, Bin=1), 露出:24*180s, 撮影アプリ:APT(PHD2 Dither), オートガイド(PHD2, ASI120MM, ZWO OAG), フィルター:IDAS LPS-V4, 電源:セレストロン PowerTank17, 撮影PC:Fujitsu LIFEBOOK P772/G(i5, Mem8GB, SSD128GB), 画像処理:怪しい秘術

Photo_8
主鏡を洗ったので、光軸がズレてる事を危惧してたけど、星像は問題なさそう。

Photo_9
オフアキのプリズムを動かしたので、遠景でピント合わせておいた。左の上の長方形が主カメラ(ASI294MC)の画角。右がオフアキ像(ASI120MM)。オフアキ像を主カメラ像に対する位置で示すと、左下の赤い長方形(ASI120MMはCMOSにゴミ付いてるので、ぺたんこ棒しておこう)。

2019年4月 6日 (土)

岩本彗星_20190405

先日来、足の浮腫みが酷くて、痛くて座ってられない状況だったので、月曜日の定期通院で相談。とりあえず利尿剤を処方して貰ったけど、心臓も調べておこうってんで金曜日に心エコー検査。

利尿剤は効果があったようで、浮腫みはかなり少なくなった。検査結果は、15日だけど、快晴だし、今年に入ってずっとヒキコモリだったので、撮影に行ってみた。

清和高原って声も聞こえてたけど、久し振りってのは、必ずトラブる。片道2時間で何も撮れませんでした... は、嫌だし、撮影してて具合悪くなって大騒ぎ... も嫌だったので、車で30分かからない金峰山にした。
県道1号線って山越えルートで、途中かなり狭いところもあって、西日本風に表現すると離合困難だったのだけど、ヒキコモリしてる間に工事が終わってたようで快適になってた。

撮影地は、草枕温泉付近。

20190405_184512
こんな感じ。タイムラプスも撮ってみようと思ったので、ココにした。ちなみに、草枕温泉は、露天風呂から、この景色が見える。奥の山は長崎の雲仙。その手前の湖みたいなのが有明海。

20190405_203728
夜になると玉名市方面の灯りが見える。

20190405_200335
久しぶりに BKP200 を据えたら重くてしょーがねーっつー。で、結構風が強くて、ガイドがぐだぐだ。

R0010918
で、やっぱし、想定通りに、トラブル発生。デジタル・ファインダーを自由雲台に接着してたパーツが外れてた... しょうがないので、ファインダーのアルカスイスをBKP200に直結。結果、そんなに問題ありませんでした (^o^; 800mmで助かった。

C2018y1_20190405
岩本彗星
C/2018 Y1 (Iwamoto), 2019/04/05.4846, 16*180s, 20cm F4 Newtonian , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping, mag=15.0(SI7)
拡散像なので、かなり暗い値になっちゃったけど、そこそこ彗星っぽい。

Ngc3184
NGC3184, 2019/04/05.5296, 16*180s, 20cm F4 Newtonian , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping
春の銀河祭り開催~♪  800mm だし、1時間くらいなので、地味になっちゃったけど、そこそこ大きいようなので、1600mmで4時間くらい露出したら綺麗になりそうな予感。

Ngc3184_2crop
1/2 crop でディテール見ると、結構ゴチャゴチャしてて面白そうな銀河だった。

 

 

最初の写真の場所をタイムラプス。冬の天の川写らないかな?と思ったけど、光害もあるし、5秒露出では厳しかったみたい... 20:00~23:00くらいまで。
晴れてたから、撮影出来たけど、結露が始まって、雲が湧きそうな気配だったので撤収して、帰り付いたのが23:30頃って健全な撮影でした。

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