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2020年4月 4日 (土)

北が上

先日、彗星は北が上でないとシッポの変化の様子を比べ難いって愚痴ったところ、にゃあ先輩に「北が上ってどうやるの?」と聞かれてしまった。

で、文章だけで説明すると不可解なコトになりそうだったので、写真入りで。

 

20200402_183008

屈折やらシュミカセなどの鏡筒がズドンとストレートなヤツは、赤道儀をホームポジションにして、カメラを文字が普通に読める状態に付けてみる。

で、撮影する。

 

M43_rtdenoisedenoise_800

撮影するのは何でもいいんだけど、星雲の形が分かりやすい(非対称形)とか明るい星の並びが分かりやすい(プレアデス)とかがいいと思う。

 

2_20200403121401

星図ソフトで撮影した場所を表示させる。この時、赤道座標系にするのが重要。ステラナビゲータ以外は、どう設定するのか知らないので、そこは調べてくださいな。

 

Photo_20200403121201

焦点距離やカメラ(センサーサイズ)を指定して画角が分かるようにしておく。

この状態と撮影結果を比べる。今回の例だと

 

M43_rtdenoisedenoise_800r

この向きにすると一致する。

 

3_20200403122101

星雲の形や星の並びが一致している事を確認する。

 

これで、カメラの文字が読めるようにセットすると、北が上の時は縦長になる事が確認できるので、北が上を横長にしたかったら、カメラの文字が横を向いた方向で取り付ければいい事が分かる。

で、カメラを右に回して立てるか左に回すか?だけど、これはどっちでもいい。

ってのが、西側を撮影するか東側を撮影するかによって、「北が上」だったり「北が下」だったりするから。

最終的には撮影した画像と星図ソフトで確認するのが一番確実。

 

ここで留意点は、文字を縦にする時、キッチリと90度回すって事。これが80度や70度だとほぼ北だけどちょっとズレてる画像になっちゃう。

キッチリ 90度は、スパイダーがあれば、スパイダーを SharpCap の+や×に合わせれば、キッチリ90度だって分かる。

スパイダーがない屈折やシュミカセは脂汗流して調整する事になると思うので、これでOkって方向が出たら、カメラと鏡筒に合わせる位置をマーキングしておくのが良いかも。

 

最後にニュートンだけど、ニュートンも基本は同じ。ただ、接眼部がグキっと90度曲がってるので、鏡筒の長辺(開口部から主鏡へ向かう方向)に対して、カメラの文字をどっち向きにすればいいかを撮影して確認するのがいいと思う。

 

 

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コメント

けむけむ先輩、ありがとうございます! 理解できました。私はStellariumを使うことが多いのですが、どうして赤い画角がくるくる回るのか分かってなかったですが、いま理解できました。常に北を向くように動いているんですね。最終的にはプラネタリウムソフトで北を確認すればよいわけですね。すっきりしました!

便秘解消されたようで何よりです。

うーん、APTではプレビューと撮影したイメージが反転してしまうんです。
表示している画像をフリップすることはできるんですが、それだと撮ってる間はいいんだけど結局保存した画像は反転した状態なので、いちいちプラネタリウムソフトで北を確認していますが、めんどくさいです(笑)
最近になってやっと赤缶に上マークをつけたら、光条がちゃんとまっすぐに撮れるようになりました。
めんどくさいって言ってるから、いい加減なことになるんですよねえ。。

撮影した結果が正しい向きな気がしますよねぇ。
プレビューをどうにかする設定があるのかなぁ...
ってか、プレビューと撮影結果がひっくり返ってるって見たことないような気がするにゃあ...
プレビューは(多分)撮影結果が入ってるフォルダのサムネイルファイル(ちいさなgifだったと思う)と同じ向きな気がするにゃぁ...
あんまり気にした事ないので確認してみます...

撮影した結果が反転しています。木星は衛星の位置が判りやすいですが、180度回転したらちょうどいいです。
えっ?もしかしてカメラを反対につけてたりして。
「文字がふつうに読める状態」で、
一眼で北が上になる位置を、赤缶の上にしています。

一眼で撮った時と赤缶で撮った時が反転って事でしょうか...

赤缶って天体撮影(ほぼ)専用だから、反転させて出力するようになってるのかなぁ?
赤缶に一眼のレンズ付けて写してみれば分かりますねぇ


こんにちは、いつも拝見しています。
私も赤缶+Stellariumで最初に引っかかりました。時間に追われる撮影が多いので、微小天体など向きが分かり辛いとき混乱しますよね。

多分、ご想像と逆です。

・一眼など→像面を逆向き(下から上)に出力→正しい向きに見える
・赤缶など→像面を正位置(上から下)に出力→180度回転してしまう

になってます。フィルム時代からやってる方は一眼がなぜ逆さに出力するか直感的に分かると思います。

私は最初に鏡筒水平のまま「赤缶文字位置が北・コネクタ部が南」の向きで大まかに赤経体と平行にセットしちゃいます(横長東西の場合)。テレスコープ東と西とでは反転します。微調整は赤道付近の明るい星を導入後、キャプチャソフトのライブビュー見ながら赤経方向に振って、画面縁と平行に動くかどうかで判断します。屈折の場合はバーティノフなど付けたまま回折像を画面縁に合わせておけば、向きが固定できますね。慣れれば数分で回転誤差1度未満にセット完了します。

みゃおさん、こんにちわです。
えっと、赤缶はつまり1枚め画像の向きではなく、これと上下逆にセットしているということですよね?
逆さまにしてやってみます。
ライブビューが反転しそうですけど、これは表示だけ回転できるので、それで正位置になるかな??と思います。
出力の読み取り(読み込み?)の時点での話しなんですね〜!
いやあ、理由がわかったのでスッキリしました!
フィルムは。。今でいうコンデジ1台と(デジじゃないですよね?何て言うんでしょう)、写るんですくらいしか使ったことがありませんでした。。

ありがとうございました。

みゃおさん、めりーさん

 解決したようで、良かったです。
私は撮影した結果を星図と見比べる必要があるので(光度測定)、3回グルっとやれば、どれかが当たり... でやってたので、気にした事無かったです (^o^;

スパイダーがキッチリ合うように微調整するだけで、あとはいつもと同じ方向にセットして、こうセットすれば東西方向が長辺ってのを身体が覚えちゃってます (^o^;

お役に立てたなら、なによりです。赤缶を手に持って風景を撮る人なんていないので出力像の向きを気にした設計ではなく、製造過程の上側(文字が読める向きの上側)がそのまま出力の先頭になるんでしょう。小学校で習った通りレンズを通して像面はひっくり返ってるので、赤缶では180度回転像が出てしまうというわけです。

けむけむさん画像だと、テレスコープ東(西空を写す)なら画像の赤缶を90度時計回りにセット、テレ西(東空を写す)なら反時計回りに90度にすれば、横長で上辺が北です。セット後にプレビューのほうを必要に応じて回転させれば良いと思います。(プレピュー反転機能はおそらく子午線越えの対処だと思います。)

屈折も、フード枠に取り外し可能な擬似スパイダー(十字バッテンに針金張るだけ)付ければ治具として十分使えますよ。私はけむけむさんのように身体が覚えちゃってますが。

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