
最近、絶賛ヒキモコリでネトゲ三昧な日々だったけど、あまりに快晴の新月期となると、これはやはり山へ行くしかないよね?ってんで、いつもの吉無田高原。
低空は空気が濁ってるけど、多分、黄砂。
花粉も飛んでるだろうし、コンビニとかで例のウィルスがくっつくのも嫌だったけど、マスクなんてどこにも無いので、花粉対策のスプレー(多分静電気防止効果なんだろう)を気休めでプシューとやって出撃。
基礎疾患のある高齢者だから、ちょっとだけ気を使ってる体で。

15cm ニュートンのファーストライトだッ!

コマコレに Baader MPCC MK3 を使って、2インチ延長筒付けて、この位置で無限遠。
ASI385 は USB を主鏡側に向けて付けて、どっちが北になるか確認してみた。結果、長辺が南北方向だったので、次回からは主鏡と 90度ズレた方向に設置する事にしよう。

シリウスを試写してみた。15cm F4 Newtonian, ASI385MC(Exp=8x10s, Gain=300,Temp=9)
画像をクリックすると拡大表示できると思うけど、その状態で見ると、見事な枝毛がクッキリ(横方向がヒドイ)。これは斜鏡マスクは必須ですなぁ...
で、分かり難いけど、 After の方は流行りの Topaz DeNoise AI してみた。

Horsehead Nebula, 15cm F4 Newtonian, ASI385MC(Exp=16x120s, Gain=300,Temp=9)
短時間でテキトーに撮ったのには、効くねぇ... DeNoiseAI。ノイズが消えて滑らかになって露出時間を数倍伸ばしたような質感になるのもいいけど、像がシャープになるのもいいねぇ。
ただ、微光星はノイズと思われて消されてしまうので、18等とかの彗星や超新星には向かないな。鑑賞用と割り切れば、面白いっすね、これ。

M81, 15cm F4 Newtonian, ASI385MC(Exp=14x60s, Gain=300,Temp=8)
たった14分の露出でこれはすごいね。赤ポチは厳しいけど、この像は 90~120分露出だと言ってもバレないと思う。

M97, 15cm F4 Newtonian, ASI385MC(Exp=16x120s, Gain=300,Temp=8)
フラットも撮ってないのに、こんな事になっちゃうって、どうよ?
試写だったので、これでいいけど、朝まで快晴だったろうから、えりありさんはもっと撮影したかったかも... でも、今夜は随分と進展があったようだから、ま、いっか~。
で、今回の所見。
1. 15cm ニュートン、やっぱし、マスク類は作るが吉。特に斜鏡の方は枝毛がヒドい。
2. バーティノフマスク、20cm用を発泡スチロールでちょっと誤魔化してみたけど、使いにくかったので、要改良。
3. お尻の迷光は気にならなかったけど、要対策。
4. ASI385MC だと、やっぱ画角がかな~り狭いので、彗星には、ちょっと厳しめかなぁ...
5. DeNoiseAI はホントに凄いねぇ~♪。80ドル払っておこう。試してみたい事案が2件発生。
6. 久しぶりの山は寒かったけど、カメラの温度は10℃近かった。やっぱ、春近しなんだろう。

マジメに露出したもの (36x180s) はどうなのか?を確認してみた。彩度が落ちちゃってるけど(これは、まだ調整が未熟だからだと思う)、格段にシャープさが増すと思う。

元ネタ

DeNoiseAI
この後、Jpeg を RGB分解してモノクロ化した後、 DeNoiseAI し、結果を RGB合成してみたけど、なんかイマイチだった。
もう少し習熟してからリトライしてみよう(これが事案1)

オリジナルを RGB分解後、DeNoise AI し、RGB合成したものはイマイチだったので、
Original を DeNoise AI し、モノクロ化したものを L画像、オリジナルをRGB画像として、L+RGB合成してみた。

現時点、これが最強な予感。
記事には関係ないけど、この曲に合うようなタイムラプスを撮ってみたい...
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